青森駅は、青森県青森市柳川一丁目にあります。
JR東日本・青い森鉄道の駅です。
青森駅は青森県の県庁所在地であり、青森市の中心となるターミナル駅です。
施設の外観の特徴として、橋梁が駅ホームをまたいだ格好となっています。
東京から東北に向かう東北新幹線の終着駅でしたが、1988年に青森と函館をつなぐ青函トンネルが開通してからは、新幹線での乗降客は「新青森駅」を利用するようになりました。
東北の駅百選にも選ばれています。
現在乗り入れているのは、JR東日本の奥羽本線と津軽線、青い森鉄道の青い森鉄道線の3路線となっています。
青い森鉄道は観光列車としても人気の列車です。
青函トンネルが開通するまでは、北海道への移動手段であった青函連絡船に乗るための、要所でした。
特急として人気のあった「白鳥」・「スーパー白鳥」といった特急も現在では廃止され、全ての旅客列車は新幹線へと移行し、新幹線の停車駅は「新青森駅」となったため、青森駅の乗降客は減少しています。
JR東日本の乗降客数は2019年度で1日平均5,373人で、青森県内の駅では最多ですが、東北新幹線停車駅である「新青森駅」に乗客が分散されたため、利用者数が減りました。
青い森鉄道の乗降客数は2019年度で1日平均2,326人で、近年大幅に増加しています。
また、青森駅と筒井駅との間にある青森操車場跡地に完成した「青い森セントラルパーク」には2025年ごろに新駅の開業計画があり、利用客の増加が期待されています。
どんな人が住んでいるのか
青森駅周辺半径300メートル以内には、どれくらいの年齢層の人が住んでいるのか、国勢調査のデータをもとに見ていきましょう。
該当エリアの人口総数は935人で、青森駅のある青森市の人口287648人の約1%以下となっています。青森市の中の人口割合としては非常に少ないといえます。男女比は、男性約45%、女性約55%となっており、若干女性の方が多いです。年齢別では75代以上人口が114名と最も多く、高齢者層が青森駅周辺に住んでいることが分かります。
次に、世帯数についても見ていきましょう。
このエリアの世帯総数は529世帯で、そのうち約56%が単身世帯となっており、1人暮らしが多いことがわかります。核家族世帯も35%と多いものの、単身世帯が多くの割合を占めています。4人以上世帯はわずか9%となっており、核家族世帯と合わせると44%がファミリー層とみられます。青森駅周辺は単身者世帯が最も多いエリアと言えます。
青森駅周辺の地価
青森駅の地価は、2021年が17万3382円/坪単価となっています。
2020年は17万4370円、2019年は17万3597円、2018年は17万3180円、2017年は17万円3511円など、ここ10年で2018年に次ぐ低い水準です。
ここ数年、は前年を下回ることがほとんどとなっています。
※参照元 https://tochi.biz/station/aomori/
青森駅ってどんなところ
青森駅はかつては青函連絡船に乗り継ぐための、北海道への連絡駅として利用されていましたが、青函トンネルの開通により東北新幹線の停車駅という役割がなくなりました。
青い森鉄道は東北本線盛岡から青森間のうち、青森県内の部分を担う鉄道です。根強い人気のあった寝台特急などが相次ぐ運行終了となりましたが、青森県内の観光スポットへの足としても利用され、利用客の増加が見込まれています。
駅ビル「ラビナ」は様々なお店が入っており、周辺の中心的な商業施設となっています。
また駅周辺には「ホテルルートイン」や「東横イン」といった、観光やビジネスの拠点となるホテルもあります。
駅からは「青森市営バス」や「JRバス東北」に乗り継ぐことができます。
また青森駅東口駅前には、前再開発の一環として2006年駅に「ミッドライフタワー」が開業しました。
「ミッドライフタワー」は複合ビルとなっており、高齢者対応型マンションとテナントで成り立っています。
レストラン、寿司、クリニック、介護ステーション、ケアハウスなどが入っており、高齢社会に対応するマンションとなっています。
雪深い青森市で高齢者にとって重労働な雪かきをせずに済み、ショッピングや通院の手軽にできるようになっています。
駅から3分のところには「青森市民ホール(リンクモア平安閣市民ホール)」もあり、様々な催しものが開催されています。
青森駅東口には「Festival City AUGA(フェスティバルシティ・アウガ)」、通称「アウガ」と呼ばれる複合施設があります。
アウガは駅前の再開発ビルであり、1階から4階までが青森市役所駅前庁舎、5階から6階が「青森市男女共同参画プラザ・カダール」、6階から9階が「青森市民図書館」(9階は書庫)、地下1階は「新鮮市場」という駅前市場となっています。
駅周辺の観光スポットとしては、青森駅ホーム東側の青森ウォーターフロントがあります。
このエリアには「ねぶたの家 ワ・ラッセ」があります。青森ねぶたの保存伝承のため、青森市が管理するねぶた関連の博物館として2011年に開業しました。実物のねぶたやねぶたの歴史の展示などが行われ、観光の拠点となっています。印象的な外観が目印の文化観光交流施設です。
観光施設「青森県観光物産館アスパム」はピラミッド型の形が特徴的な複合施設です。青森駅から徒歩5分のところにあります。展望室やレストラン、物産プラザのほか、ハローワークヤングプラザ、青い森ホールといった施設が入っています。
また「青森ベイブリッジ」や、博物館「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」もすぐ近くにあり、観光スポットとしても人気です。青函航路として活躍した八甲田丸を、海に浮かぶ形で博物館として開館しています。
青森駅付近のグルメ
青森は日本海で採れる海産物のおいしいところです。
「うに」や「ほたて」といったものが定番で、新鮮な海産物を食べることができます。
また地鶏もおいしいところで、シャモが有名です。
果物は、日本一の生産量を誇るリンゴがあります。農産物は長居も、にんにくが有名です。
青森駅周辺の青森グルメを楽しめる施設としては、
観光客に人気の「青森県観光物産館アスパム」があります。青森駅から徒歩9分です。
アスパムの中の「JF青森漁連アスパム直販店」では、めずらしい「ほたてソフトクリーム」を食べることができます。
また「みちのく料理「西むら」 アスパム店」では青森の郷土料理を味わることができます。
縄文ていしょくでは、ホタテや、「じゃっぱ汁」、「がっくら漬」といった郷土料理を頂けます。
また新鮮なうに、ほたて、いくらの三食丼などの、新鮮な海産物メニューも揃っています。
青森の地酒を楽しめる「立ち呑み屋 地酒アスパム」もあり、日本酒を中心とした青森県産の40種のお酒を手頃な価格で楽しむことができます。
駅から徒歩3分の「食事処 おさない」でも郷土料理を食べることができます。
青森のホタテ料理を味わいたい人におすすめです。人気の「帆立貝焼き味噌定食」も1000円ちょっとというリーズナブルな価格にもかかわらず、ふんだんにホタテが使われています。お酒と一緒に手頃に青森のホタテ料理を味わえるお店です。
青森駅前の「新鮮市場」では、新鮮な海産物がお手頃な価格で食べることができます。
これでもかと載せられたウニがすごい、うに丼など、贅沢な食事をリーズナブルに食べることができます。
仙台駅付近での子育てのしやすさ
青森駅付近の保育園としては、徒歩9分に「ねむのき保育園」があります。またそのすぐ近くに「ねむのき保育園子育て支援センター」があります。
駅から徒歩12分のところには「和幸保育園」があります。
青森駅周辺の公園には「西部公園」、「青森駅前公園」、「埠頭公園」、「青い森公園」、「沖館公園」など数多くの公園があります。
駅徒歩12分の「西部公園」にはすべり台やブランコ、砂場などの遊具があります。
駅徒歩3分の「青森駅公園」は駅前にある公園で、広場がメインのベンチがある公園です。
地下は駐車場となっています。
駅から徒歩9分の「埠頭公園」は埠頭の景色が一望できる解放感のある公園です。
ベイブリッジやアスパム、青い海公園などのウォーターフロントエリアが一望できます。
夜景がきれいな場所です。
駅から徒歩10分に「青い森公園」があります。こちらの公園にはバラ園や噴水があり、緑が多くひと休みするのにぴったりの公園です。春には桜も楽しむことができます。
子供向けの遊具や野外ステージもあります。
青森駅の周辺の交番は駅の中の「青森県警本部生活科」があります。また駅前には「青森警察署青森駅前交番」があります。駅から徒歩9分には「青森県警本部」があります。
病院は、駅から徒歩10分のところに「青森クリニック」があります。
駅から6分には「菊池内科クリニック」があります。また、駅から10分には「おきつ内科」があります。
ベイエリア側では、駅から7分に「青い海公園クリニック」があります。
青森駅周辺には生活に必要なものは徒歩10分圏内に揃っているので不便なく生活することができます。